マルセイユの経済
マルセイユの歴史は古く、小アジアから来た古代ギリシアの一民族であるポカイア人が紀元前600年頃に築いた植民市マッサリア(のち、ラテン語でマッシリアとよばれる)にその端を発する。このためフランスにおいてマルセイユはcité phocéenne(ポカイア人の街)とも綽名されている。
都市は交易で栄え、紀元前3~前2世紀のポエニ戦争ではローマ側につき、カルタゴと敵対した。ガイウス・ユリウス・カエサルの『ガリア戦記』にもマッサリアへの言及が見られる。紀元前49年からのカエサルとグナエウス・ポンペイウスの間で起った内戦では、ポンペイウスを支持したが敗北し、自治都市として有していた権限を大きく縮小された(マッシリア包囲戦)。当時のマッサリアは、いまだローマ属州ガリア・トランサルピナにおけるギリシア系住民の拠点であったが、徐々にローマ化していった。
3世紀ごろ、キリスト教がもたらされた。10世紀にプロヴァンス伯の支配するところとなり、1481年にはフランス王国に併合された。中世にはあまり振るわなかったが、港での交易は18世紀に盛んになった。1720年には大規模なペストの流行(en:Great Plague of Marseille)で10万人程度の死者が発生したが、18世紀後半には復興した。フランス革命とナポレオン戦争で一時後退したが、産業の要地となって現在の商工業を中心とする市街が発展し、19世紀半ば以降、港湾施設が充実し多くの工業が興る。しかし、第二次世界大戦ではドイツ軍に占領され、大きな損害を受けた。大戦後は大建設計画により高層ビルの多い現代都市にかわった。
経済
南フランスにおける貿易・商業・工業の一大中心地である。近接するトゥーロン軍港に対して、貿易港を有する。これはフランスおよび地中海で最大、ヨーロッパでは第3位の玄関港として、110航路、120カ国の360以上の港と連絡している。工業は鉄鋼・化学・プラスチック・金属・造船・石油精製・建設資材・石鹸・食品加工が発達している。
商業都市であるため、南フランスの都市としては珍しく、観光面の魅力にはやや乏しい。
丘の上に立つノートルダム・ド・ラ・ガルド(守護聖人)教会
都市の南東部の海岸線一帯はカランク(入り江)と呼ばれ、景勝地となっている。
マルセイユ港港外の流刑島シャトー・ディフ。アレクサンドル・デュマ・ペールの『モンテ・クリスト伯』に登場する。
名物料理のブイヤベース。魚をすりつぶしたスープで、もともとは海から戻った漁師の体を温めるためのものであったが、今では高級料理となっている。一般に、近郊のカシの白ワインと好相性とされる。
食前酒としてパスティスが好まれる。無色透明のリキュールで、水を注ぐと白濁する。甘くてアニス風味が強烈だが、クセになる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
名物料理のブイヤベースで有名です。わたしも大好きです。
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